さあ今日はバルコニー手すりの補修です。
むん・・・?
曲がりすぎっ・・!。
緩やかにカーブを描き、
完全に変形している・・・。
以前にも同じような補修をしたんですが、
どうしても形が戻らないので、
ひたすらパテを盛ったという経験があります。
今回もその作戦で行こうかなーと思ってたんですが、
ぴこーん!
イイことを思いつきました。
“あれ”で戻せるんじゃないか?
って思って早速ホームセンターへ。
何だと思います?
一つはバールです。笑
その作戦が無理なら、
最悪”てこ”の原理を利用して力づくで戻してやろうと思ってました。
正解は・・・
バーン
車用のジャッキアップです。
もうお分かりですよね?
こうします。
ふんっ
やりすぎ注意ですが、これだけでなんと。。。
ほとんど真っすぐ!
作戦成功です。
あとはこれも使いました。
物を固定したりするクランプです。
上からの衝撃で横に広がった部分をこれで
ふんっ
以外と凹みます。
(パテを打つので膨らんでいる部分は、へこませないといけないから)
あとは簡単です。
パテの食いつきをよくするために粗目のペーパーで目荒らしをして
パテ打ちをして
削って面を出したら
下地塗装のサフェーサーを塗布して
バルコニーの色に合わせて調色した色を塗装するだけです。
一本まるまる塗装するのは大変なので、
部分的に塗装してぼかすように塗装しました。
ちなみになんですが、
ぼかしで使うメインで希釈した(シンナーで薄めた)塗料と、
ぼかし際を馴染ませるためにさらにシンナーを入れてすごく薄くした塗料の2つを吹きました。
メインの塗料でパテ部分と少し広めに塗装したら、
そのぼかし際を、ぼかし用の塗料で馴染ませる。
そうすると、艶加減などのムラが目だなくなって、
ぼかし際のわからなくなります。
仕上がりはこんな感じです。
表面にクリヤーを吹いてないので、
多少艶が落ちていますが、ほとんどわからなくなったと思います。
今回新規のお客さんだったんですが、
ここまで綺麗になると思っていなかったみたいで、
かなり衝撃的だったみたいです。
めでたし、めでたし。